社会課題への挑戦

芙蓉リースおよび芙蓉オートリースは、業務提携先である株式会社マクニカと自動運転の社会実装に向けた「自動運転実証実験支援サービスプログラム」を共同開発し、2021年から全国各地の実証実験に参画しています。 自動運転の実装には高度な専門技術や車両メンテナンス、高額な設備投資が必要となり、事故等が発生した場合の責任関係も複雑です。 そこで、損害保険ジャパン株式会社も加えた４社の強みを組み合わせて、自動運転の活用提案から実装、運用に至るまでを一貫してサポートする「自動運転実装ワンストップサービス」の提供により社会実装を加速させ、様々な社会課題に貢献していきます。

「サーキュラーエコノミーリース（CEリース）」とは、残価設定およびリース満了時の物件返却条項を活用した、サーキュラーエコノミーを推進するリースです。 使用後の価値を維持して返却された製品を、芙蓉リースが廃棄せず確実にリユース・リサイクルを行ない、製品寿命の長期化と資源再生の向上を図ることでサーキュラーエコノミーの推進に貢献します。

Advanced Power AGが米国テキサス州で開発を進めている太陽光発電事業にENEOS株式会社と共同で参画しました。出力規模は約140MWと芙蓉リースが手掛ける太陽光発電事業として最大規模の一つとなり、発電した電力はテキサス州の電力市場で販売をしています。今後も再生可能エネルギー事業の拡大を目指すとともに、米国をはじめとする海外での再生可能エネルギー事業への取り組みを推進していきます。

英国の洋上風力発電事業を対象とする投資ファンド「Equitix MA 21 LP」への出資を通じて、英国における洋上風力発電事業へ初めて参画しました。当出資により得られた最新の業界動向やノウハウを活かし、英国のみならず、日本国内外でも順次拡大していく洋上風力発電市場等を見据えた取り組みやアライアンス先と連携したビジネス領域の拡大を進めていきます。

ヤマトホールディングス株式会社が導入するフレイターのリース契約を同社傘下のヤマト運輸株式会社と締結しました。 今回の事業は、芙蓉リースが旅客型航空機を購入し、フレイターに改修したうえでリースするという当社初の取り組みであり、またリースするフレイターは本邦で初めて導入される機種となります。 今後も輸送機能の多様化による物流業界の更なる発展、および持続的な成長に貢献していきます。