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社員紹介
Our Employee
芙蓉リースの魅力を、社員一人ひとりの声でお伝えします。 実際に働いている先輩の言葉で、自由で活気のある雰囲気を感じていただければ幸いです。 組織図はこちら。
※取材当時の部署となります
座談会
Cross Talk
社員が集い、日々の仕事や社内文化、キャリアについて率直な言葉を交わす座談会。 若手・中堅の同期が集い、生の会話で伝える芙蓉リースのリアルな環境をぜひご覧ください。
大きなプロジェクトの先頭に立つ醍醐味を感じながら。
ビジネス部門<顧客RM推進>
コーポレート営業第一部
金田 直輝naoki kaneda2021年入社 文化構想学部卒
- 2021年4月福岡支店
- 2023年4月コーポレート営業第一部
入社後は福岡支店に配属され、福岡県を中心とした九州エリアを担当し営業の基本を身につける。その後、特定大企業を担当するコーポレート営業第一部へ異動。不動産業界を中心に担当顧客を持ち、幅広いソリューションに携わる。
従来のリース会社の枠にとらわれない提案を
「働く」とは、どういうことか。実際に社会に出てみて初めてわかることも多いと思ったので、就職活動ではあえてキャリアプランを固めすぎず、働く中で視野や可能性を広げていけそうな企業を選ぼうと思いました。その中でさまざまな規模・業種の企業と取引できるビジネスに惹かれ、金融・リース業界を志望するように。中でも芙蓉リースは、中核分野である不動産や航空機など幅広い領域で事業を展開していますし、BPOといった特徴的な事業も手掛けています。今後、さらに事業領域を広げていくと知り、従来のリース会社の枠に囚われないチャレンジングな社風がここにあると直感し、入社を決意しました。 入社後は、福岡支店でエリア営業を経験。馴染みのない地域に配属となった不安はありましたが、上司や先輩方にも恵まれ、仕事、プライベートともに大変充実した2年間となりました。今でも毎年遊びに行くくらい、福岡は思い入れのある場所になっています。 現在は、特定大企業向けの営業を担当。部署こそ変わったものの、中核分野のほか、エネルギーやモビリティなど全社的に注力していくと決めた戦略分野を中心に、幅広いソリューション提案を行っています。担当するお客様の業界やお客様のニーズ次第で、さまざまな事業領域の提案に携わることができるのも魅力の一つだと思います。
当事者意識を持って、大きな案件を動かす
私が所属する部署では、担当する企業を数社に絞り課題を深掘りしながら、提供するソリューションの幅を広げていく取り組みを進めています。単純なリース・ファイナンスの提案だけでなく、お客様の課題に対して当事者意識を持って共同でプロジェクトを動かしていく姿勢が求められます。 主な担当先の一社に不動産デベロッパー業界のお客様がいるのですが、当社がお客様に代わって建物を保有しお貸しする「建物リース」や一時的に当社が建物を保有する「ブリッジ取引」など、不動産分野だけでも提案できるサービスは多数あります。 どのサービスがお客様にとって最適か、もしくはお客様と何か新しく共同事業ができるのではないか等、不動産分野の専門営業の方に相談したり、自分自身でも知識をキャッチアップしながら日々考え営業活動をしています。プロジェクトを動かすためにやらなければいけないことは決して少なくはありませんし時間もかかりますが、その分、プロジェクトが完遂した際には大きな達成感を得ることができます。
課題解決のシナリオを自ら描き、実現する
もともと私自身、スケールの大きなことや高いハードルにチャレンジすることに喜びを感じるタイプ。入社以来、福岡支店や現部署のコーポレート営業第一部、いずれでもそのような挑戦の機会が多く、充実していますね。 特に規模が大きい案件になると、役員や各事業領域の専門営業部など関係者が増えていきます。その中で、どんな課題解決のシナリオを描くのか。それは、お客様と最前線で向き合っている営業担当の仕事。先輩方や専門部署の方々から知見をお借りしながら、常に先を読み、ゴールへのシナリオを描いていく。そんな大きなスケールとチャレンジングなミッションが今の仕事のやりがいです。 大企業のお客様は、法改正や社会情勢の変化など外部環境に応じて事業を変化させていくことも少なくありません。社会のトレンドに目を向け、お客様に寄り添った提案ができる営業マンになれたらと考えています。お客様が何かビジネスを始める際の最初の相談窓口になることが今後の目標です。
one day schedule一日のスケジュール
- 9:00出社、メールチェック
お客様から届いていた問い合わせに対応
- 10:00社内打ち合わせ
不動産部門の営業担当と提案内容を確認
- 12:00昼食
オフィス周辺のキッチンカーを利用しランチ
- 13:30営業
お客様企業に訪問し、抱えている課題についてヒアリング
- 16:00帰社、資料作成
ヒアリング内容をもとに資料を作成
- 18:00退社
同期とともに夕食に行き、お互いの近況を報告し合う
地域のさまざまな人とビジネスに触れながら、成長していく。
ビジネス部門<顧客RM推進>
横浜支店
宇津木 千夏chinatsu utsugi2023年入社 理工学部卒
- 2023年4月横浜支店
入社後、横浜支店に配属され現在に至る。1年目は指導員の先輩から実務を教わり、2年目から担当顧客を持つように。神奈川県の中小企業から大企業まで幅広い顧客に提案活動を行っている。
リース業界で、理系出身の強みを活かしたい
学生時代は物質生命理工学科に在籍。抗がん剤のもとになる錯体について研究をしていました。そうした理系ならではの専門知識を活かせる企業や職業に進む道もありましたが、「さまざまなビジネスを見てみたい」「多くの人と関わりたい」と思い、研究職ではなく、総合職で就職活動をすることに。 一方、理系で培った数字を扱う力は仕事をする上で武器になると思ったので、金融業界を志望。企業研究をする中で、とりわけリース会社は幅広いビジネスに携われるイメージが湧きました。「せっかく働くのであれば、若手のうちからたくさん経験を積んで、数年後には社内外の人から頼られる存在になりたい」そう考えて、少数精鋭で若手から裁量権をもって働ける芙蓉リースを選びました。 配属は横浜支店。1年目は先輩の営業活動に同行して業務を学び、2年目から担当顧客を持つように。当初は慣れないことも多くありましたが、先輩方のサポートもあり、2ヶ月ほど経つ頃には一人立ちすることができました。
お客様のニーズに応じた提案で新人賞を受賞
担当しているお客様は家族経営の企業もあれば、海外展開している大企業までさまざま。お客様のニーズに合わせて、ファイナンスサービスや業務効率化に貢献できるBPOサービスなど、多岐にわたる提案を行っています。お客様からも「芙蓉リースさんって、こんなこともお願いできるんだね」と仰っていただけることが多く、規模、業界問わず、芙蓉リースグループとして幅広いソリューションを提供できることが当社の強みになっていると感じます。 嬉しかったのは、2年目になってすぐのこと。先輩から引き継いだお客様の投資検討タイミングをスケジュール管理していたため、タイムリーに投資商品の提案を行い、成約を実現することができました。機を逃さず提案できたこと、また、お客様のニーズに合わせて初めて電子契約を締結したことが評価され、新人賞を受賞。お客様のニーズを的確に把握し、最適なソリューションを提案することの大切さを実感した経験でした。
社内外から知識を吸収して
日頃の営業活動で大切にしているのは、訪問前の事前準備です。商談を有意義な時間にするため、ニュースリリースをチェックするなどの基本的な情報収集や、過去の商談内容の振り返りは欠かさず行っています。支店内でも営業活動の状況を共有しているので、同業界のお客様に対する提案事例について、支店の先輩方に教えてもらうことも。支店長からも商談の流れや意識した方がいいポイントについて丁寧にアドバイスをいただけるので、とてもありがたいですね。 私自身はまだ2年目の若手ですが、営業活動の中では経営幹部の方々と商談する機会も増えてきました。経営者の方々は従業員の生活を背負っているという責任の中、広い視野で物事を捉えていると感じます。商談を通じてそうした考え方や業界知識について勉強させていただくことで、日々社会人として成長している実感があります。お客様に一番近い距離で接することができるのが、営業の魅力。これからもさまざまな人と接しながら、知識を吸収して仕事の幅を広げていきたいです。
one day schedule一日のスケジュール
- 9:00出社、メールチェック
さまざまなお客様からの問い合わせに対応
- 9:30支店内ミーティング
最近の成功事例を共有するミーティングに参加
- 10:00部内資料、営業資料の作成
大企業のお客様向けに、BPOの提案資料を作成
- 12:00昼食
外出先のお気に入りレストランでランチタイム
- 13:00営業活動、訪問記録の作成等
クルマで移動しながら、2件ほどお客様を訪問
- 18:00退社
支店のメンバーとともに飲み会へ
「移動」の社会課題を解決する。その志のために。
ビジネス部門<プロダクト・機能提供>
モビリティビジネス推進部
竹内 美羽miu takeuchi2023年入社 人文学部卒
- 2023年4月モビリティビジネス推進部
1年目はリース業界に関する基礎知識の習得と、モビリティ業界に関するインプットに注力。2年目に入り、営業部と連携したモビリティ分野の提案活動や、新事業検討のためのマーケット調査など徐々に活躍の幅を広げている。
社会課題解決のため、新しいソリューションが生まれる環境に
地方で生まれ育った私にとって、「公共交通の便数が限られる」「行きたい場所まで路線が通っていない」など移動は大きな地域課題として感じていました。そのような自分の身近な社会課題の解決に貢献したいと思い、就職活動をスタート。当初は社会貢献に注力している企業や自動車メーカーなどを中心に企業選びをしていました。しかし、次第にメーカーだと特定の商品やサービスに縛られてしまうのではないか、もっと今までにないソリューションを開発できる環境の方が社会課題解決の近道なのではないかと思うように。そこで注目したのが、ファイナンスというあらゆる企業に欠かせない要素を担いつつ、幅広いソリューションを展開できる総合リース会社でした。 中でも芙蓉リースは「前例のない場所へ。」というコーポレートスローガンを掲げています。採用サイトを見ても、新技術の導入や、独自のサービスを持つ企業との協業に積極的に取り組んでおり、幅広い事業領域で新しいビジネススキームを立ち上げながら課題解決に挑んでいることがわかりました。「この環境ならば、社会課題の解決に貢献できるはず」と思い、入社を決意しました。
業界のトレンドをつねにキャッチ
採用面接のときに「モビリティ分野の社会課題を解決したい」と宣言していたこともあり、配属されたのがモビリティビジネス推進部。近年新設されて、まさにこれから新たな事業領域として立ち上げて成長させていこうというフェーズの部署です。 以前、自社のモビリティ事業を社会に広げる取り組みの一つとして、小学生向けに自動運転に関する授業を行ったことがあります。普段行っている自動運転を「使ってもらう」お客様への説明とは異なり、自動運転を「知ってもらい、身近なものとして考えてもらう」ための説明が必要であると考え、工夫をしながら準備を進めました。授業終了後、子供たちからは「よく理解できた、もっと沢山のことを知りたいと思った」と嬉しい感想をもらうことができ、期待以上の結果が得られたと感じます。 そもそもモビリティ分野は技術の進歩が著しく、トレンドの移り変わりが激しい分野。部署全体でも常にトレンドにアンテナを張るように意識しています。実際にモビリティ分野のビジネスに携わりトレンドを追いかけていると、より移動という社会課題について解像度が高まり、視野が広がっていることを実感します。得た知識は自分だけに留めるのではなく、業界の状況を一覧できるマップにまとめて部署内に共有。自分の知識の整理と共に、部署全体の知識の底上げに貢献できるように努めています。
モビリティ分野の社会課題解決に向けた、自分たちの役割
実際に働いてみると、モビリティ分野の社会課題において、リース会社が与えられる価値の大きさを実感することは多くあります。 たとえば、自動運転車など最新技術を用いた車両を導入しようとする場合、その車両を購入するとなると億単位にもなる多額の費用負担が自治体や企業側に発生してしまい、事業化に高いハードルが生じます。ただ、リースという手法を用いれば、費用を平準化することが可能です。年間で予算を管理している自治体にとっては年度内にかかるコストが明確になるリースは最適な手段。コスト面の懸念を払拭することで、新たなモビリティサービス導入のハードルを下げることができます。 さらに、モビリティ分野は隣接する事業の幅が広いことも特徴のひとつ。脱炭素もキーワードになるのでエネルギー部門と協業することもありますし、「ヒトの移動」だけでなく「モノの移動」という視点に立てば、物流倉庫の最適化のようなかたちで不動産部門とも協業できるかもしれません。モビリティに関する最新技術・サービスをいかに多くの方にご利用いただけるようになるかを考えるのが我々の役割。環境にやさしく、人にやさしい移動サービスを拡げる取り組みを今後もしていきたいです。
one day schedule一日のスケジュール
- 9:30出社、メールチェック
社内外の関係者とやり取りをして進捗を管理
- 10:00部内ミーティングの実施
プロジェクトの進捗をメンバーと確認
- 12:00昼食
訪問先周辺で美味しいお店をチェック
- 13:00お客様への提案活動
新しいソリューションの手応えを実感
- 15:00業界調査・レポート作成
部署内に展開する業界動向資料を作成
- 18:00退社
友人とともに食事へ、プライベートとの両立は常に意識
循環型経済の確立に向けお客様とともに歩んでいく。
ビジネス部門<ビジネスサポート>
サーキュラーエコノミー推進部
小田倉 朋也tomoya odakura2015年入社 商学部卒
- 2015年4月上野支店
- 2018年4月大宮支店
- 2021年4月サーキュラーエコノミー推進部
上野支店、大宮支店にて計6年間、法人営業を担当。2021年に、新設されたサーキュラーエコノミー推進部に異動。現在はサーキュラーエコノミー推進の一環として「ゼロ・ウェイスト」に取り組んでいる。
リース会社だからできる貢献
モノをつくって、使って、捨てるという従来の経済モデルは資源を直線的に廃棄することから、リニア・エコノミー(直線型経済)と呼ばれます。それに対して、製品や資源を可能な限り回収・再利用して長く使うのがサーキュラーエコノミー(循環型経済)。当部では、このサーキュラーエコノミーを推進するにあたりさまざまな企画を行っています。 モノを製造していないリース会社がなぜサーキュラーエコノミーを推進するのか、疑問に思われる方も多いと思いますが、製造と回収・再利用の間には“使用”のフェーズがあり、この使用のフェーズをコントロールする力がリース会社にはあるのです。例えばお客様に対してリース期間を延長する再リースの提案、契約が満了し当社に返却されたリース物件をリファビッシュして中古市場へ売却、さらには返却されたリース物件を分解してパーツ販売するなどさまざまな取り組みを行っています。さまざまなモノを管理しているリース会社だからこそ、このような社会貢献ができるのです。 サーキュラーエコノミーは単なる慈善活動ではなく、あくまでビジネスとして成立させることがポイントです。社会課題の解決と同時に経済価値も追求していく、まさにCSV経営そのものの取り組みと考えています。
正解がないからやりがいがある
新設されたばかりのサーキュラーエコノミー推進部への異動を命じられたときは、新たな領域にチャレンジできるワクワク感と同時に、何も知見を持たないところからのスタートであることに不安や戸惑いもありました。そのような中、部長から「このビジネスに正解はない。だからこそ年次関係なく、思ったことや感じたことを積極的に発信してほしい。」と声をかけてもらえたことは印象に残っています。まだまだ分からないこともたくさんありますが、日々勉強しながら、手探りで1歩ずつ進んでいる状態です。 私が担当しているのは、廃棄物の排出ゼロを目指すゼロ・ウェイストです。当社自身がゴミをゼロにするのはもちろんですが、私が取り組んでいるのはお客様の廃棄物ゼロを推進することです。多くの企業がカーボンニュートラルを目指して活動を行っており、廃棄物の削減はサプライチェーン全体の脱炭素化に有効であるとされています。お客様の意識も高く、寄り添いながら一緒にゼロ・ウェイストの仕組みをつくりだそうとしているわけです。シミュレーションを行い、トライアルを重ねるという繰り返しは、まさに試行錯誤の連続。お客様と一緒に道を切り開いていくイメージです。すぐに結果が出ることではありませんが、前向きかつ積極的な姿勢を大切にしながら、チャレンジを続けていきます。
「前例のない場所へ。」向かっていく醍醐味
私は入社以来6年間、営業として多くのお客様と接してきました。きめ細かなヒアリングを通じて潜在的なニーズを引き出していく体験で培われたコミュニケーション力は、私の強みだと考えています。今はモノを直接的に扱うことはありませんが、提案力が重要であることに変わりはありません。ゼロ・ウェイストの実現と同時にいかに収益化していくかという難題にも挑戦したいと思います。 現在の仕事は、当社のコーポレートスローガン「前例のない場所へ。」そのものです。何もないところから新しいモデルを生み出し、マネタイズに結びつけていくため、年次や経験に関係なくメンバーが知恵を出し合って取り組んでいます。 手探りながら知見をインプットしていき、商品やサービスというカタチでアウトプットすることで、これからの社会に貢献するような仕事をしていきたいと考えています。
one day schedule一日のスケジュール
- 9:00出社
メールチェックの後、専門紙に目を通す
- 10:00企画書作成
社内プレゼン用に、サーキュラーエコノミーの資料をまとめる
- 12:00ランチ
近くのお店で、大盛りご飯めぐりに挑戦中
- 13:00お客様訪問
サーキュラーエコノミーに関する情報交換を行う
- 15:00社内勉強会の実施
サーキュラーエコノミーについての社内啓蒙を行う
- 17:30退社
地元の居酒屋で軽く飲んでから帰宅
海外での再エネ案件の推進に向けて。
ビジネス部門<プロダクト・機能提供>
グローバルエネルギー事業部
後藤 勇樹yuki goto2017年入社 商学部卒
- 2017年4月東京営業第二部
- 2019年10月香港現法
- 2020年10月エネルギー・環境営業部(現:グローバルエネルギー事業部)
入社後、東京営業第二部で都心部の中小企業向け営業を担当。3年目に海外トレーニー制度を利用して香港の現地法人で経験を積む。帰国後、エネルギー・環境営業部に配属となり、再エネ案件の推進に携わる。
海外トレーニーを経験して得たもの
金融に関する専門的な知識を身につけられること、海外で働くチャンスがあることに惹かれて、芙蓉リースを志望しました。人柄は温和でも仕事に対しては熱く取り組む社員が多いと感じたことも、私の背中を押してくれました。入社して3年目の頃早くも念願叶い、香港の現地法人でトレーニーとして1年間を過ごすことに。非日系の取引先に対するシンジケートローンや日系取引先に対する商品の提案、契約実務などを学びました。何よりも鍛えられたのは、自ら意見を発信するという姿勢です。海外トレーニー時代の上司に「後藤はもっと発信すべきだ」とアドバイスされ、臆せずに前に出て自分の考えを口にするように努めました。帰国してから周囲に「前よりもたくましくなった」と言ってもらえたのは、そのせいかもしれません。 私は入社以来早く海外に行きたいということを会社に伝えていたのですが、その結果入社3年目で海外トレーニーを経験させてもらえることになりました。社員一人ひとりに目を配り、声に耳を傾けてくれる会社の姿勢には感謝しています。
今まで培った知見を海外で活かすために
現在私が所属するエネルギー・環境営業部では、国内外での再エネ・省エネビジネスに対する出資やファイナンス業務を担当しています。その中でも、私は海外における再エネ案件、主に太陽光案件の推進に取り組んでいます。芙蓉リースは太陽光発電事業者として国内太陽光発電所の稼働・運営に取り組んでおり、今まで培った知見を海外で活かそうという考えです。今は基礎知識として国内再エネ事業への理解を深めている段階。例えば太陽光発電所への出資案件で固定価格買取制度(FIT)や太陽光発電の仕組みを勉強したり、実際に大規模な太陽光発電サイトを見学に行ったりして、知識を吸収しています。 エネルギー・環境分野は、芙蓉リースの戦略分野でもあり、それを海外でも拡大していくことは重要なミッションといえるでしょう。海外案件を実際に検討・成約することで、海外マーケットでの再エネ事業の拡大に貢献することが期待されています。また再エネ・省エネは、社会的な課題解決につながる取り組みという点も大きなやりがいです。同じような価値観をもった企業やパートナーとの連携も視野に入れながら、案件の推進に取り組んでいきたいと思います。
いずれは現地で案件をリードしていきたい
今後は再エネ分野で先行している国々をターゲットに、芙蓉リースならではの出資やファイナンスのノウハウを活かして切り込んでいくことになると思います。当面はカントリーリスクの低い国・エリアで日系パートナーと連携し、取り組みを進めていき、その先には新興国への電力供給など、より大きな社会課題の解決に挑戦する機会もあるかもしれません。そうした取り組みを進めていく上で、海外トレーニーとして学んだ知識や英語スキルなどを私の武器として活かすために、普段から英語のニュースに触れ、語学力に磨きをかけるように心がけています。まずは再エネに関する知識を増やし、業務への理解を深めていきたいと思います。そしていずれは海外案件にて、現地での再エネ事業をリードしていきたいです。
one day schedule一日のスケジュール
- 8:30出社
再エネ関連のニュースサイトをチェック
- 9:00ミーティング
アメリカの取引先とオンラインミーティング
- 10:00営業活動
取引先を訪問
- 13:00書類作成
担当案件について稟議書を作成
- 15:00社内ミーティング
他部署と案件についてすりあわせ
- 19:00退社
友人と趣味のアカペラの練習
新しいサービスの提供で社会に新しい価値の創造を。
ビジネス部門<プロダクト・機能提供>
BPOサービス推進部
平岡 あゆみayumi hiraoka2003年入社 法学部卒
- 2003年4月第六営業部(現:小口リース提携営業)
- 2008年11月東京営業第一部
- 2009年1月総務部(現:人事部 採用・教育研修業務)
- 2017年10月事務企画部
- 2021年4月BPOサービス推進部
入社以来小口リース提携営業、採用・教育研修業務、事務企画業務など多様な業務を経験。現在はBPOサービス推進部でBPO事業に関わる営業戦略、BPO関連のグループ会社との連携推進を担当している。マネージャーとして活躍中。
BPOサービスの普及を支援
BPOとは、ビジネス・プロセス・アウトソーシングの略称で、企業が業務の一部または全部を、専門スキルやノウハウを持っている外部に委託することです。 芙蓉リースグループの提供するBPOサービスは、経理・人事・総務・情報システムなど、それぞれの部門が抱えている課題に対応しています。1部門に特化したサービスではなく、芙蓉リースグループならではの強みを活かした、フルラインナップ・総合力で他社との差別化を図っています。また、お客様の業務の効率化、人手不足やDXなど時代の課題に対応するため、業務の「アウトソース(業務コンサルティング+ソリューション)」+「DX(システムコンサルティング + ITソリューション)」による、システムとオペレーションの両面から業務改革を実現する「ビジネス・プロセス・サービス(BPS)」を推進しています。
働き方改革と働きがい向上への貢献
私は当社のコーポレートスローガン「前例のない場所へ。」に示されている「期待に応えるのは義務である。期待を超えてこそ仕事である。」「この国のビジネスを、もっと自由にするために、私たちから大胆になる。リースにできることを広げてゆく。」という言葉に強く共感しています。 現在当社では、BPOサービスによってお客様の業務量を5年間で累計100万時間削減しようという目標を掲げています。働き方改革と働きがい向上の両方に寄与するものであり、結果としてお客様にとって価値創造のための時間創出に繋がっていくはずです。自分の仕事の目指す方向が会社の理念と一致しているというのは大きなやりがいであり、仕事の喜びに繋がっています。今後BPOサービスをさらに社会に浸透させていくことで多くの企業・人が新しい価値を生みだし、それが日本全体の新たな活力の創出に結びつけば、こんなに嬉しいことはありません。
自ら望んで踏み出したキャリアアップ
私は自ら志望して基幹職へとステップアップし、マネージャーとなりました。これまでの総合職としての働き方と比べ、より会社の中心部の近くで仕事ができ、重要な情報にもアクセスしやすくなると思ったからです。これからはより高い視座に立ち、責任の重い業務も担当することになると思いますので、新たなチャレンジを続けていきたいです。 今後はBPOサービスのさらなる拡大、普及のために力を尽くすのは当然のこと、自分のもう一つの軸としてキャリア支援に携わりたいという思いも持っています。年に一度の健康診断で体の状態を確認するように、働き方(仕事やライフ)も時々見直して、適切なサポートを受けることで、充実したキャリアが開けていくと思います。私自身これまで多くの上司・先輩に支えられてきました。その恩返しの気持ちも込めて、キャリアサポートにも取り組んでみたいと考えています。
one day schedule一日のスケジュール
- 9:00出社
メールチェックの後、今日の予定を確認する
- 10:00ミーティング
グループ会社2社と、案件の進捗・セミナーについて情報共有
- 12:00ランチ
気分転換の散歩を兼ねて、赤坂近辺のお店まで歩いて行くことも
- 13:00社内の打ち合わせ
案件の進め方について、部のメンバーにアドバイス
- 15:00お客様訪問
営業担当者と一緒にお客様を訪問し、BPOサービスをご提案
- 17:00直帰
今日はオフィスには戻らず、自宅へ直帰し夕食の準備
自ら望んだ異動を転機に、専門性を磨いていく。
ビジネス部門<プロダクト・機能提供>
ヘルスケアビジネス推進部
美野 彩子ayako yoshino2015年入社 法学部卒
- 2015年4月新宿支店(現:東京営業第三部)
- 2019年4月コーポレート営業第一部
- 2021年4月ヘルスケアビジネス推進部
入社後は新宿支店に配属され、飲食チェーンを担当した後、化学業界を中心とした大企業向け営業を経験。2021年4月に社内ジョブ公募によってヘルスケアビジネス推進部に異動。ヘルスケア領域全般の企画・管理業務を担当している。
個人の働き方を尊重してくれる社風
安定した環境で長く働きたいと考えたときに頭に浮かんだのが、金融業界でした。また幅広い業界の人と接する仕事がしたいと思っていたので、営業を志望していました。ただ当時の私が見ていたのは、BtoC業界の銀行、損保、証券など。正直なところ、就職活動を始めた当初は、リース業界のことをまったく知りませんでした。リース業界に関心を持つようになったのは、就職活動も終盤になった頃です。自社・顧客・メーカーの3社間でビジネスを展開する面白さを知り、急遽エントリーしました。金融業でありながら目に見える“モノ”を介した取引であることにも惹かれました。 最終的に当社に入社を決めたのは、面接での雰囲気や会社の規模、また離職率の低さなどから、一人ひとりを大切にしてくれる会社だと感じたからです。元々、じっくりと専門性を磨きながら働きつづけたいと考えていたため、当社であれば私らしさを大切にしながら長く働けると考え、入社を決めました。
専門性を深めるためジョブ公募に手を挙げる
リース営業を経験するなかで、さまざまな業界のお客様と接することや、幅広い知識・知見を身につけられる仕事内容にやりがいを感じていました。しかし、次第に特定の分野についての専門性を深めたいという思いも強くなり、専門部へのチャレンジを考え始めました。当社では自らの意思で新たな領域・部署にチャレンジできるジョブ公募制度があるのですが、興味を持っていたヘルスケアビジネス推進部が公募部署としてあがっているのを見て、すぐに手を挙げました。その後、希望が通り、当部への異動が決まったときはとても嬉しかったですね。 現在はヘルスケア領域全般の企画や業務推進、グループ会社の統括などを行っており、私は出資先との事業連携推進や医療介護業界のリサーチ、医療介護事業者向けWebサイトの運用などを担当しています。これからは新しいサービスの創出やWebサイトを通じた集客などを行っていきたいと考えています。 まずはヘルスケア分野での知見を深めるために、日々勉強しているところですが、いつかこれらの努力が実を結び、当社のヘルスケアビジネスの拡大に繋がれば嬉しく思います。
ソリューションの提供で社会課題の解決を
ヘルスケアビジネス推進部への異動は、私にとって大きな転機となりました。分からないことも多くありますが、フレッシュな気持ちで仕事に取り組んでいます。事業領域が多岐にわたる当社だからこそ、色々なことにチャレンジできる環境があるのだと思います。 現在当部で企画業務に携わっているメンバーは私を含めて3人。少数ですので自ら考えて仕事に取り組むことが重要となります。時に失敗をしつつも、前向きなトライ&エラーを繰り返しているところです。 高齢化が進む日本では、医療福祉分野の課題が山積みです。私たちの業務が直接そうした課題の解消に結びつくわけではありませんが、医療介護事業に取り組む事業者にソリューションを提供することで、施設の利用者やご家族へのサービスが充実していくことになるでしょう。それは長期的には社会課題の解決に繋がっていくはずです。ハードルが高いからこそ挑戦のしがいがあると感じています。
one day schedule一日のスケジュール
- 9:00出社
メールチェック
- 10:00ミーティング
事業連携の進め方について、メンバーでアイデアを出し合う
- 12:00ランチ
お弁当を持参
- 13:00Web会議
福祉の専門家に、現状の課題について意見をいただく
- 15:00インタビュー記事作成
介護事業者へのインタビューを、Webサイトの記事にまとめる
- 18:00退社
買い物をして帰宅、愛犬と日課のお散歩へ
既成概念の枠を破り、新しいビジネスの創造に挑む。
ビジネス部門<プロダクト・機能提供>
不動産ソリューション営業
笹岡 蒼太sota sasaoka2014年入社 政治経済学部卒
- 2014年4月上野支店
- 2017年4月不動産リース営業第二部
- 2021年4月不動産ソリューション営業部
- 2021年10月不動産ソリューション部 兼 ヤマトリース株式会社出向
入社後は上野支店にてエリア営業を経験。4年目に不動産ソリューション営業第二部に配属となり、不動産リースの営業を担当。その後、新設された不動産ソリューション営業部に異動し、ヤマトリースの出向も兼務することに。現在は主にヤマトリースにて不動産リースの推進に携わる。
成熟したビジネスに次世代の芽を
新設の不動産ソリューション営業部に異動することになったときは、今までにないチャレンジングなことができるに違いないとワクワクしました。 弊社が取り扱っている不動産リースというのは20年以上前からある古いマーケットです。この成熟したビジネスにおいて、次世代を牽引する新しい事業の“芽”を育てようというのが不動産ソリューション営業部のミッションです。従来の枠にとらわれず、新しいプロダクトの開発や取引先との新たな関係構築などに取り組んでいます。 CSVの観点を取り入れていることも特徴です。例えば従来型の「建てて貸して壊す」だけのモデルではなく、建物を再生・再利用することでサーキュラーエコノミーへの転換が可能になるのではないかといったアイデアはその一例です。 私は不動産デベロッパーや建設会社向けに4年間、不動産リースの営業を行いました。その経験を活かしながら、前例にとらわれない新しい発想でビジネスを生み出していきたいと考えています。
業種の垣根を越え、グループシナジーを生み出す
グループ会社となったヤマトリースへの出向も、想定外の出来事でした。ヤマトリースはトラックリース事業を中心に運送業者へのファイナンスサービスなどを手がけており、不動産ビジネスとはまったく無縁の会社です。業種の垣根を越えたシナジーを生み出すための「接着剤」となるべく、出向しています。 私のミッションは、ヤマトリースで不動産リースの業務を扱える体制を構築することです。ヤマトリースの文化や価値観は芙蓉リースと異なる部分もあるため、まずは多部署の方と密にコミュニケーションをとることから始めました。その後、不動産リースの性質や取り組むことの意義を明確に説明しました。今は芙蓉リースの不動産ドメインや管理部門とも連携しながら体制構築を進めており、ヤマトリースの皆さんにも、日々バックアップして頂いています。将来的に不動産リースがヤマトリースの主力プロダクトの1つとなればうれしいです。また、不動産リースの取引を足掛かりにして芙蓉リースの「モビリティ」や「エネルギー・環境」との融合による新しいビジネスの創出を目指したいと思います。
社会への貢献がわかりやすく実感できる
不動産ビジネスの醍醐味とは、やはり自分の仕事がカタチとなって残ることにあります。大きな施設ならば地図に記されますし、高速道路を走っていて自分の手がけた建物が見えたときは感無量です。自分が携わった建物が多くの人々に利用され、地域にとって必要不可欠の存在となり、長い時間をかけて社会に貢献していくわけです。そうした“わかりやすさ”こそ、一番の面白みでしょう。 仕事の場面では、大勢の人と関われることが魅力です。大規模なプロジェクトともなると社内外で数十人以上の人と接することになりますし、その調整だけでも一苦労です。その中心にいるのがリース会社。自分の力で大きなプロジェクトを推進できる分、やりがいも大きい仕事です。 今は新しい不動産ビジネスの創造に向けて毎日が勉強です。将来的には社内外にかかわらず「君がいてくれてよかった」と言われるような存在を目指したいと思います。
one day schedule一日のスケジュール
- 8:00出社
コーヒーを飲みながら、不動産業界に特化したニュースサイトをチェック
- 8:30資料作成
社内稟議や見積書などを作成し、午後のアポイントに向けて外出
- 12:00ランチ
オフィス近辺で、おいしいラーメン屋探し
- 13:00営業活動
取引先を訪問して新たな不動産ニーズを探る
- 17:00帰社
帰社し、上司に新規案件について相談
- 18:00退社
ゴルフ練習場に立ち寄り、軽く汗を流してから帰宅
世界の空を思いながら、航空機ビジネスの発展に貢献する。
ビジネス部門<プロダクト・機能提供>
航空機企画部
嶌内 睦博chikahiro shimauchi2018年入社 商学部卒
- 2018年4月横浜支店
- 2020年10月航空機企画部
横浜支店に配属され、リースをはじめ当社グループのサービス全般について幅広くお客様に提案。現在は航空機企画部にて、航空機リースのマネジメント業務に携わる。
巨額な航空機リースの案件を管理
世界の空を飛んでいる航空機の半数はリースにより調達されています。芙蓉リースは航空機リースの黎明期から世界のエアラインに向けて累計300機以上のリース案件を組成してきました。現在も航空機ビジネスは当社の中核をなす戦略分野であり、長年にわたって積み重ねてきた実績と信頼を武器に、さらなる成長を目指しています。 航空機リースは1件の契約が数十億~数百億円にものぼるほど、大きなビジネスです。当社では航空機部門の営業チームが案件の組成を担当しており、航空機企画部はその後のマネジメント全般を担っています。具体的な業務としては、案件のリスクモニタリング、航空機事業全体の企画立案や損益管理、現地法人や特別目的会社の管理・運営業務などです。新型コロナウイルス感染拡大以後、航空機に乗る機会が殆どありませんでしたが、今後は自分が担当・管理している航空機に搭乗してみたいと思っています。
多様な価値観・意見に触れることで成長を実感
当社では国内だけでなく海外のエアラインに対しても航空機リースを提供しているため、専門的な知識のほか語学力も必要となります。当部には航空機ビジネスに関する知識が豊富な方やグローバル人材として活躍されている方が多数いらっしゃることから、多様な価値観・意見に触れる機会も多く、日々新しい気づきがあり、自身の成長にも繋がっていると感じます。 日々の業務では営業チームが実行した航空機リース案件について、社内向けの資料・報告書を作成する機会が多くあります。例えば案件のモニタリング資料を役員にプレゼンテーションする際は、読みやすい資料を作成するのはもちろんのこと、簡潔かつ分かりやすく説明する能力も必要となります。当部に在籍してから、相手の理解を促すための説明能力も格段に向上したと実感しています。巨額のリース案件だけに少しの判断ミスが経営上の大きなリスクにつながる可能性があり、ミスは許されません。若手からそのような経営判断に影響を与える仕事に携われていることがやりがいです。
パーツアウト事業を通じた新たな挑戦
現在航空機事業において力を入れているのが、パーツアウト事業です。航空機の最大の価値はエンジンにあり、エンジンは丁寧なメンテナンスによって長く使うことが可能です。そのためリース契約満了後にエンジンを解体し、細かなパーツごとに航空会社や整備会社などに販売します。これがパーツアウト事業です。機体に関連した産業廃棄物の削減に繋がるとともに、当社の収益にもなる取り組みです。まさに循環型社会の実現のためにも有意義なビジネスと言えるでしょう。当社は今後このパーツアウト事業をさらに拡大させていく方針であり、ビジネスを通じて航空業界の脱炭素化にも貢献できるアプローチだと考えています。 リモートワークの浸透で移動の必然性・重要性は薄れると言われていました。しかしビジネス上でのフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションは依然として重要です。今後さらに発展が期待される航空機ビジネスを、芙蓉リースの中核として拡大していけるよう、サポートしていきたいと思います。
one day schedule一日のスケジュール
- 9:00出社
ToDoリストを確認し、資料を読み直す
- 11:00ミーティング
定例会議にて、業務の進捗状況や今後の予定を共有
- 12:00ランチ
お昼は自作の弁当を持参、得意料理は唐揚げ
- 13:00資料作成
午前中のミーティングを踏まえて、案件についての資料を作成
- 15:00課内ミーティング
個別案件について、詳細な報告を行う
- 17:30退社
久しぶりに会った学生時代の友人と、居酒屋へ
チャレンジが、新しい自分を引き出してくれた。
コーポレート部門
経営企画部
※業務職として入社川﨑 陽子yoko kawasaki1999年入社 文学部卒
- 1999年4月東京営業第二部
- 2003年4月総務部
- 2007年1月東京事務室(現:東京事務第一部・第二部)~産休・育休(約1年半)~
- 2019年4月経営企画部※2020年に総合職へコース転換
業務職として入社し、営業アシスタント、総務部門での事務を中心にキャリアを重ね、2019年4月より現職。現部門への異動をきっかけに業務の幅を広げるため、総合職にコース転換。一児の母親でもある。
信頼から生まれる支え合い
私が入社した頃は、子育てしながら働く女性はまだ少なく、私も自分が結婚や出産を経てどう生きていくかなどはイメージできませんでした。しかし、2012年に自分が結婚した時には育休取得後に復職する女性社員がほとんどで、また会社が好きだったこともあり、自然と自分も仕事を続ける選択をしていました。 とはいえ、いざ職場復帰した当初は不安だらけでしたが、職場の先輩ママや仲間たちの支えで乗り越えられました。重要な仕事の日に限って子どもが熱を出すなど思うように仕事が出来ないことに歯痒さを感じていた時に「私が困ったときは川﨑さんに頼るので、川﨑さんがピンチのときは気にせず私に任せてください!」と後輩から言ってもらえたのは、救われました。困ったときには素直に頼り、支えあうことで信頼関係が生まれることを実感し、その実感が子育てをしながら働く上での原動力となっています。
コミュニケーションがシナジーを創り出す
現在の私の主なミッションはインナーコミュニケーション、つまり芙蓉リースグループ内の社員同士のコミュニケーションを深めていくことです。近年ではビジネスの領域が広がるにつれて新たなグループ会社が増えてきました。これまではリース及び金融業界の一員として価値観や意識を同じくする仲間が多かったように思いますが、グループ会社が増えたことで各社の価値観や考え方がより多様になってきたと感じる場面もあります。ですが、各社の企業文化が違っても互いの理解を深めていくことで、そこに新たなシナジーが生まれるはずです。その目的のためにコミュニケーションを深めていきたいと考えています。 まだスタートしたばかりの取り組みですが、2019年から翌年にかけて、グループ各社を知るきっかけの場として、「Symphony Caravan 2020」と名づけたワークショップを全国で計54回開催しました。一過性の取り組みとして終わらせることなく継続していくことで、芙蓉リースグループの成長に向けた新たな事業が生まれるような仕掛けづくりへと発展させたいです。
新しい一歩を踏み出す勇気
コーポレートコミュニケーション室へ異動して、1年が経過した頃、業務職から総合職へとコース転換を考え始めました。40代半ばにしての大きなチャレンジでした。子育てとの両立もあり、私にできるか不安でしたが、先輩が「あなたにしかできないことをすれば大丈夫」と背中を押してくれ、また上司も「応援するからチャレンジしてみたら」と声をかけてくれました。勇気がいる挑戦だったものの、思い切って一歩を踏み出したことで自分にもまだ伸びしろがあったんだと実感でき、この先のキャリアが楽しみになりました。社長に「やりたいことをやってみなさい」と声をかけて頂いたことも、私の力になっています。 コーポレートスローガンの中にある「期待を超えてこそ仕事である」という一節を胸に、まずは周囲の期待に応え、いつの日か期待を超える仕事をしたいと考えています。ダイバーシティにも関心があり、楽しく生き生きと働く姿を実践することで、女性活躍推進にも繋がれば良いなと思っています。
one day schedule一日のスケジュール
- 9:00出社
出社し、まずはメールチェック
- 10:00社内ミーティング
会議後は資料などを作成
- 12:00昼食
会社の近くにあるサラダバーがお気に入り
- 13:00社内企画ミーティング
今後のグループイベントについてブレスト
- 15:00社内広報企画立案
社内の各場所に設置されているデジタルサイネージのコンテンツを企画、検討
- 17:30退社
保育園に子どものお迎えに向かう
「すこやかに働き続けられる企業」を自分の手で。
コーポレート部門
人事部
田中 葵aoi tanaka2020年入社 社会学部卒
- 2020年4月東京事務第一部
- 2024年4月人事部
業務職として入社し、東京事務第一部にて営業アシスタントを経験。人事部に異動後は、グループ会社も含めた社員の福利厚生、健康経営などの企画業務を担当している。
広い世界を知ることができるリース会社に惹かれて
もともと知的好奇心が強く、学生時代も幅広い分野を学ぶことができるという理由から社会学部を選択。就職活動でも幅広い業界・ビジネスに触れられる仕事がしたいと考え、注目したのが金融業界。とりわけリース会社はさまざまなモノや企業に関わることができるため、興味を持ちましたね。 また、できるだけ健やかに長く働き続けたいと考えていたので、ワークライフバランスが整っていることも条件でした。 そうした観点で企業選びをしたときに、芙蓉リースがもっとも私にフィットしているのではないかと思うように。総合リース会社として幅広い事業を展開し、新たなソリューションを開発していること。子育てと仕事の両立支援に高い水準で取り組んでいる企業に与えられる「プラチナくるみん」の認定を得ていること。さらに、1ヶ月に1回、いずれかの金曜日を選択してお昼に早帰りできる「+Friday」という独自の制度を導入していたりと、福利厚生面でも型にはまらないものを実現していく風土があること。そうした側面に惹かれ、入社を決意しました。
「どうすればもっとよくなるのか」という視点を武器に
入社後4年間は営業担当のサポート業務に従事。より効率的に事務処理を行うにはどうしたらいいのか。自分がどんな働きをしたら、もっと営業担当や部署全体がスムーズに動けるのか。そういったことを常に考えながら業務に取り組みました。 そして、5年目からは人事部の厚生企画グループへ。福利厚生制度を設計・運用するメンバーの一員として、働きやすさを享受する側から提供する側へ立場が変わりました。営業事務業務で培った「どうすればもっとよくなるのか」という視点を活かして、どのように福利厚生をブラッシュアップするか、より働きやすい環境をつくるために日々考えながら取り組んでいます。福利厚生を利用する当事者としての視点や、営業担当をサポートしていたときの経験から「あの営業担当の方に、こういう支援があったらいいかも」という気づきを大切にしています。 また、福利厚生を芙蓉リースグループ全体に広げていくことも大切な業務。グループ企業間同士での連携や一体感を深めるため、グループ企業の方や外部の専門機関などさまざまな方とコミュニケーションを取りながら業務を進めています。
社員が生き生きと働くことができる会社へ
芙蓉リースとして「健康経営」は重要なキーワード。健康的な心身があってこそ、仕事に励めて、プライベートも充実させることができる。つまり、生き生きと働くことができるんです。社員一人ひとりには、自らの健康を意識してもらいたいと考えています。自らの健康を意識していれば、自然と相手の健康にも配慮できる。そうした意識がもっと組織全体で広がれば、さらに働きやすい会社になるはずです。 厚生企画グループの一員として、そのためのきっかけを提供したい。今は隔週で、健康に関するお役立ち動画を配信しています。健康に関する知識向上や自身の健康管理に役立ててもらうことを目的に、テーマは「歯の健康」や「腰痛」など誰でも身近に感じることができる内容です。また、ウォーキングを楽しく習慣化してもらうために、1ヶ月間の歩数を個人で競い合うウォーキングキャンペーンも実施。ランキング上位の社員には賞品を用意し、社員が楽しく参加できる企画にしています。これからも社員のヘルスリテラシー向上を目指し、誰しもが「すこやかに働き続けられる企業」を自分の手でかたちにしていきたいです。
one day schedule一日のスケジュール
- 10:00出社、メールチェック
産業医や保険組合からのメールに返信
- 11:00社内打ち合わせ
グループ会社とともに「健康経営」の打ち合わせ
- 12:00昼食
置き型社食のサービスを利用して、手軽かつリーズナブルに昼食
- 13:00キャンペーンの企画立案
ウォーキングキャンペーンの企画検討
- 16:00データ集計・作成
福利厚生の利用状況を把握し、利用者を増やすための施策を考える
- 18:30退社
気になっていた映画を観るために映画館へ
- Young Cross Talk
若手社員座談会
可能性と挑戦、 そして未来。
“芙蓉リースの社風や人間関係、働く環境などはどうなっているんだろう?” 皆さんのそんな疑問に答えて、若手社員が本音で語り合いました。 当社ならではのオープンなカルチャーを、ぜひ感じ取ってください。
※取材当時の部署となります
ビジネス部門<顧客RM推進>
コーポレート営業第二部
張 翌豊zhang yifeng2021年入社 法学研究科修了
コーポレート営業第二部にて、メディア・テレビ業界を中心に営業を担当。顧客の多様なニーズに応えられるようにグループ会社との連携による幅広い提案を心がけている。
ビジネス部門<顧客RM推進>
東京営業第三部
安達 和哉kazuya adachi2021年入社 経済学部卒
東京23区内の西エリアを担当する東京営業第三部に所属し、エリア営業に従事している。リースの営業はもちろん、エネルギー・環境、不動産、グループ会社商品など、幅広い提案活動を行う。
ビジネス部門<プロダクト・機能提供>
グローバルエネルギー事業部
堀 雪乃yukino hori2022年入社 理工学部卒
入社後、再生可能エネルギー事業部に配属され、OJTを通じて太陽光、陸上・洋上風力、バイオマス発電に関わるプロジェクトファイナンスなどを担当。
ビジネス部門<プロダクト・機能提供>
不動産ソリューション部
小澤 圭右keisuke ozawa2022年入社 商学部卒
入社後、不動産ソリューション営業部に配属され、OJTを通じて飲食店などの商業施設に関する建物リース案件を担当している。
温かなカルチャーに惹かれて
皆さんの入社の決め手を教えてください。安達幅広い商材を扱えることがリースの一番の魅力に感じました。その中で芙蓉リースに決めたのは、働きやすい環境に惹かれたからです。残業が少ないことに加えて「+Friday」などのユニークな制度が整っており、充実したワークライフバランスを実現できると考えて入社を決めました。
張私は日本の大学院で学ぶために中国から来日しました。もともと金融業界を志望しており、学生時代にインターンシップを経験したことがリース会社を志望するきっかけになりました。芙蓉リースに入社したのは、穏やかな社風と社員の温かい人柄に触れたことが理由です。面接の際もとても親切に対応してくださり、このような社員の方々と一緒に働きたいと思いました。
堀私は理系の出身なのですが、研究室に閉じこもるのではなくて広く社会と触れあいたいと考えていました。その中でもリース会社は多様な商材を通じて幅広い業界と関われることを知り、興味を持ちました。入社を決めたのは、先輩社員の方々から感じた柔らかな雰囲気に惹かれたためです。
小澤私も皆さんと同様、社員の方々の人柄に惹かれたことが決め手となりました。就活中の私のつたない質問にも丁寧に答えてくださり、こうした温かい人たちに囲まれて伸び伸びと仕事をすることで、自分も成長できると感じました。実際に入社して、職場の居心地のよさを改めて感じています。
ゆとりの休暇制度と充実の学び
働く環境や制度について、どんな点に魅力を感じていますか。堀月に1度、好きな金曜日のお昼に早帰りできる「+Friday」は素晴らしい制度だと思います。もちろん入社前から知ってはいましたが、私たち新入社員も4月から気兼ねなく取得できたことで「本当に取れるんだ!」と驚きました。
安達「+Friday」は本当にいい制度ですよね。遊びにも勉強にも、自由に使えます。リフレッシュすることで新しい活力がわき、また仕事を頑張ろうと思えます。加えて、当社は有休取得率が高いことも特徴ですね。全社員有休取得率90%を達成する必要があるので、上司も休むことを勧めてくれます。
張私は時間単位年休制度を活用しています。病院に行ったり、銀行で手続きをしたりと、わざわざ休むほどではないけれど日中に済まさなくてはならない用事があるときには、本当に助かっています。
堀小さいお子さんがいらっしゃる先輩方は保育園などへの送迎のために、時差出勤や時短勤務制度を利用されていますね。
張時差出勤は私も活用しています。毎日9時半頃に出社しているのですが、朝のラッシュが苦手なので、電車の時間を少しずらすだけでもずいぶん楽ですよ。
小澤最近では「+Friday」を活用して宅建資格の勉強をしています。当社では、カフェテリアプランが導入されているので、そのような研修制度を活用して宅建の講座を受講しています。カフェテリアプランはポイント制となっており、資格取得やスキルアップのために受けたい講座を自由に選べる制度です。
安達今年から始まった制度ですが、私の周囲でも積極的に利用している方が多いですよ。
堀当社の社風だと思うのですが、勉強熱心な人が多いように感じます。金融業界の一員としての専門性に加え、当社の事業領域が広がっていることで多様な知識が求められることも背景にあるようです。
張私は外国籍社員として1年間のOJT制度をありがたく感じました。特にビジネスで使う日本語について、実際に仕事をしながら先輩から教わったことで、大変勉強になりました。
CSVへの取り組みに感じるやりがい
芙蓉リースが力を入れているCSVについて、改めて教えてください。堀入社して改めて感じましたが、当社ではCSVへの取り組みにかなり力を入れています。たとえば、麹町本社の電力をすべて再エネ由来のエネルギーに切り替えているなど、エネルギー分野に力を入れている点に共感したことも、入社の動機になりました。
張私はお客様に「芙蓉ゼロカーボンシティ・サポートプログラム」をご提案し、喜ばれたことがありました。これはお客様が省エネ機器などを導入されると、ご契約額の0.2%相当をお客様と芙蓉リースの連名で脱炭素化のために寄付するという仕組みです。お客様もこうした貢献を求めていらっしゃることがわかったとともに、私も脱炭素化に貢献できることにやりがいを感じました。
安達私は脱炭素経営を目指すムーブメント「再エネ100宣言 RE Action」への参加を検討しているお客様に、当社のCSV推進室を紹介しました。EVや太陽光発電など、さまざまな環境プロダクトの提案も行っています。
小澤不動産部門では、商業施設や物流施設、介護施設をはじめとする多様な不動産関連のファイナンスサービスをご提供することで、環境・社会に配慮した物件の供給を行い、社会課題の解決に繋がっていると感じます。また、エリア営業を担当している同期に話を聞くと、お客様からBPOサービスについて詳しい話を聞きたいというご要望を頂くことも多いようで、労働者不足の解決などで当社が確かな貢献をしていると感じます。
安達当社は国際的イニシアチブ「RE100」に加盟しており、「ぜひ詳しい話を聞かせてほしい」というお客様のお声を頂くこともあります。この分野における当社のプレゼンスは確実に高まっていると思います。
無限の可能性を感じながら
皆さんのこれからの夢を聞かせてください。安達現在はエリア営業として都内を担当していますが、将来はエネルギーや不動産といった専門性の高い分野で、会社の業績に大きなインパクトを与えるような仕事がしたいと思います。
張私はリースに関する知識を磨くとともに、さらに語学力を高めていくことで、将来は海外赴任にチャレンジしたいと思っています。生まれ故郷の中国にこだわらず、世界中を舞台に活躍できたら嬉しいです。
堀張さんと同じく、私も海外で働いてみたいと思っています。その第一歩として挑戦したいのが海外トレーニー制度です。同じ部署の海外トレーニー制度を経験した先輩が英語で電話をしたりWeb会議をしたりする様子を見て、いつも刺激を受けています。
小澤現在私は不動産部門に所属しているのですが、入社前はこの分野について知識がまったくありませんでした。そのため今は宅建取得と合わせて、必死で知識の吸収に努めているところです。今後は不動産に関する専門性を高め、この分野のプロフェッショナルとなることが目標です。会社としてプレスリリースを出すような大きい案件に携わってみたいと思います。
- Senior Cross Talk
中堅社員座談会
キャリアも、ビジネスも。 芙蓉リースで広がる景色
“芙蓉リースに入ったら、どんなキャリアが実現できるんだろう?” そんな疑問に答えるために、 部署異動や海外赴任、産休・育休などを経験してきた入社9年目の中堅社員が語り合いました。 当社だから経験できる可能性の広がりを、どうぞご覧ください。
※取材当時の部署となります
ビジネス部門<ビジネスサポート>
ビジネスクリエーション部
安井 隆二ryuji yasui2015年入社 商学部卒
コーポレート営業第一部にて化学業界を担当後、上野支店に異動。その後、海外トレーニー制度を利用して香港の邦銀に約1年間出向。出向復帰後は、ビジネスクリエーション部にてM&Aやベンチャー企業への出資業務を担う。
ビジネス部門<顧客RM推進>
コーポレート営業第二部
貫井 悠妃yuki nukui2015年入社 社会科学部卒
コーポレート営業第一部を経験後、国際営業推進部へ異動し営業部店支援を担当。その後、海外トレーニー制度を利用して米国現法へ約1年半出向。出向復帰後は、コーポレート営業第二部にて広告・通信業界の大企業顧客を担当している。
ビジネス部門<プロダクト・機能提供>
ICTソリューション営業部
縫部 阿沙子asako nuibe2015年入社 教育学部卒
主に情報機器関連のリースを取り扱う第三営業部(現:ICTソリューション営業部)から東京営業第二部へ異動。その後、1年3ヶ月の産休・育休期間を経て、復職。現在はICTソリューション営業部にて幅広いソリューションを提案している。
ビジネス部門<プロダクト・機能提供>
不動産リース営業第二部
厚東 治osamu koto2015年入社 経営学部卒
不動産リース等の不動産商品の他、主に小売や流通業界の企業を担当する第一営業部(現:不動産部門)を経験後、東京営業第一部へ異動。その後、ジョブ公募制度を利用し不動産リース営業第二部へ異動。デベロッパーや商社・ゼネコン向けに不動産リースなどを提案している。
入社9年目。それぞれの現在地
現在、どのような仕事をしていますか?縫部専門領域に特化せず幅広い商品を取り扱う東京営業第二部を経験後、産休・育休を経て、ICT領域の専門営業部で働いています。AIなどの新しいテクノロジーが次々に生まれてくる領域なので、いつも世の中にアンテナを張りながら業務に励むことを意識しています。
厚東私は、自身で希望するポストを選びチャレンジできる「ジョブ公募制度」を使って、東京営業第一部から不動産の専門営業部に異動しました。不動産も変化が激しい分野なので、時代やお客様のニーズに合わせた新しい仕組みを提案できないか、常日頃考えています。
貫井主に海外部門でのキャリアを積んだのち、コーポレート営業第二部にて大企業のお客様を担当しています。「脱炭素」「サーキュラーエコノミー」といったトレンドも生まれていて、最近はエネルギーやモビリティ関連のご相談を頂く機会が増えてきました。お客様と一緒に社会性と経済性を両立させるような取り組みを生み出したいと思いながら働いています。
安井私は、M&Aやベンチャー企業への出資を行う部門で働いています。リース営業のフィールドとはまったく異なる専門性が必要とされるので、外部セミナーや通信教育などの受講を支援してくれる福利厚生「カフェテリアプラン」を使って勉強しています。先輩から「腰を据えて、1年間はしっかり勉強すればいい」と言って頂いたこともあり、焦らず着実に知識を身につけることができています。
異動、海外赴任、産休・育休…芙蓉リースでのキャリア
これまでの芙蓉リースでのキャリアを振り返って、どのように感じていますか?貫井人にもよりますが、芙蓉リースは、おおよそ3~5年ほどのスパンで部署異動をするケースが多いです。異動しながら自分のやりたいことや興味が広がっていくので、好奇心が強い私には、この仕組みは合っているなと思いますね。
厚東やりたいことに手を挙げれば、チャレンジを後押ししてくれる風土もあるのでいいですよね。私自身も、「ジョブ公募制度」を利用して希望していた不動産部門に異動できましたし。
貫井たしかに。私も海外に興味が出て、希望を出したら海外部門に異動できましたし、海外トレーニーを利用することで米国現法への出向も叶いました。
安井グローバルビジネスの現場に立てるのも、芙蓉リースの魅力ですよね。私も、1年間海外トレーニーで香港に駐在していたのですが、一度海外に出て、客観的に自社や国内のビジネスを見つめる経験はとても貴重だったと思います。そこで得た視点は、私のキャリアにも影響がありました。
縫部具体的に、どういった影響があったのですか?
安井当時の出向先は香港の銀行。「お金」を介して常にお客様とコミュニケーションを取れる環境だったため、深いニーズを掴み、そこに応じた新しいソリューションを考えることができたんですよね。商材が必要になったときだけお客様から声をかけられるビジネスではなく、もっと新しいビジネスのスキームをつくりたいと考えて、出向を終えた後、M&Aやベンチャー企業への出資を行う仕事を希望しました。
縫部私の場合は、産休・育休を経て復職できたことが大きいです。当初は子育てとの両立が不安で時短勤務で働いていたのですが、今は慣れてきたのでフルタイムで働くように。残業しないで済むように仕事量を調整してもらうこともありますし、子どもが体調を崩したときは在宅勤務や時間単位年休制度を利用することも可能です。上司や周囲の方々がサポートしてくれるのでとてもありがたいと思っています。
「貸す企業」から「経営課題に応える企業」へ
芙蓉リースは、どのような強みを持った企業だと思いますか?厚東私たちが入社したときは、まだ本業のリース業がメインでした。でも、時代やお客様のニーズに合わせてどんどん会社も進化している。M&Aやベンチャー企業への出資、エネルギーやモビリティ、ヘルスケア、ICTなど社会課題に応える領域も拡大しています。
縫部それに芙蓉リースは横の繋がりも強い。ICT部門の営業でも、BPO(※)の専門部署と連携して提案を行うこともあります。これだけスケールの大きなビジネスを展開している企業としては、比較的コンパクトでお互いの顔が見えやすい組織。フラットで連携が取りやすいから、色々なことを柔軟に提案できるのも芙蓉リースの強みですよね。
※BPOとは BPOとは「ビジネス・プロセス・アウトソーシング」の略称。会社にはそれぞれ業務プロセスがあり、このプロセスの一部、もしくは全部を専門スキルやノウハウを持っている外部に委託すること。
安井「モノ」を前提とするリース業だけでなく、BPOなど「モノ」がなくても提案できるソリューションができた。徐々に「貸す企業」から「経営課題に応える企業」へと変わってきているなと感じますね。私自身も、時代の流れを読みながらM&Aやベンチャー企業への出資を通じて画期的なソリューションを開発できるように奮闘しています。
貫井お客様のビジネスに貢献するのはもちろん、社会的な意義を果たせるかどうかも意識していますよね。エネルギーやモビリティの分野で言うと、環境に負荷をかけないかどうか、物流ドライバーの人手不足や長時間労働といった課題に向き合えているかどうかなど。
縫部「お客様から言われたから」「世の中がこう変わったから」取りかかるのでは遅いという風土があるかもしれません。「前例のない場所へ。」というコーポレートスローガンが物語るように、時代やお客様のニーズを先読みして、「みんなでどんどん新しいことをしていこう」という流れが加速しているように感じます。
お客様に、世の中に、社内に、価値を生み出したい
今後、どのようなキャリアを歩みたいと考えていますか?厚東芙蓉リースは決まった商品を売る企業ではありません。「こんなことできないか。あんなことできないか」と、さまざまな人がアイデアを出し合いながら、お客様のビジネスに貢献し続けてきて今があるんだと思います。自分もその一員として経験を重ね、視野を広げながら、世の中に新しい価値を生み出せるような提案をしていきたいと考えているところです。
安井経営スキルを身につけられる機会が充実しているのも芙蓉リースならでは。M&Aを実施したグループ会社の独自性を保ちつつ、芙蓉リースとのシナジーを高めていくために各社の経営管理を担う部署もあります。事業領域を拡大するためのM&A戦略を掲げていますので、財務や人事など経営に必要な知見を深めて、会社に貢献できる人材になりたいです。
縫部主な業務は営業ですが、所属部署の中期経営計画の策定業務も一部担当しており、売上や利益など様々な数字を見ながら本当に企業の利益に繋がっているのか管理するなど、経営視点で考える仕事も増えてきました。営業だけでなく、新たな領域の知見を身につけていくのもおもしろそうだと感じています。
貫井私は海外部門で働いた経験を社内に還元したいと思っています。海外ビジネスの状況を知っていることでM&A業務に活かせるかもしれない、海外企業の働き方を取り入れられたらもっと働きやすい組織づくりができるかもしれない。そんな価値を生み出していけたらいいなと思います。
芙蓉リースだから広がるキャリアの可能性
最後に応募を検討している学生へのメッセージをお願いします。縫部リースや金融というと、「経済学などの専門分野を学生時代に学んでおかなくてはならないのではないか」と不安になる方もいるかもしれません。でも、安心してください。特に今の芙蓉リースは、リースや金融に限らずソリューションを拡大させているフェーズ。自分らしい視点や経験を持っている人こそ活躍できるのではないかと思います。
厚東本当に幅広いフィールドが用意されている企業だと思います。それぞれに専門性も必要とされますが、先輩や上司は丁寧に教えてくれますし、研修も充実している。それに、自己研鑽の制度も活用できます。色々なことにチャレンジしたい学生にはピッタリなのではないでしょうか。
安井この4人は、入社時点ではみんな知識も経験もほぼ一緒でした。入り口は同じでしたが、9年目になり、それぞれ独自のキャリアを歩んでいるのがとてもおもしろくて。入社してから可能性が広がっていくのが芙蓉リースならではの魅力なのかなと思います。まだやりたいことが具体的に決まっていなくても、きっとここなら見つけられるはずです。
貫井私自身、海外部門でのキャリアを歩んできましたが、学生時代には特段英語の成績が優れていたわけでもないし、留学経験もなければ、TOEICを受けたこともありませんでした。そんな私でも、「海外」というキャリアの軸を見つけることができた。もちろん勉強や努力も重ねましたが、このキャリアに至ったのは、会社のさまざまなサポートがあったから。安井さん同様、自分の可能性を信じて思い切ってチャレンジしに来てもらえたら嬉しいです。