芙蓉リースグループとステークホルダー

芙蓉リースグループはステークホルダーの皆様からの期待に応えるとともに、持続可能な社会の構築と事業の継続的な成長の両立を目指し、事業を通じた社会課題の解決を図っています。

ステークホルダーの皆様との共有価値の創出

芙蓉リースグループは、ステークホルダーの皆様との多様なエンゲージメントの機会を設けています。
様々な社会課題や当社グループに求められる期待を適時適切に把握し、共有価値の創造(CSV)を推進することで、豊かな社会の実現と持続的な成長に貢献してまいります。

お客様事業パートナーの関心・当社への期待は、高品質、高効率な製品・サービスと事業パートナーとして信頼できることである。エンゲージメント手段は、日々の営業活動、展示会等への出展(BPO/ICT)リモートチャネルを通じた活動(一部グループ会社)、ホームページがある。その主な取り組みとしては、お客様に信頼され、お客様と共に価値を創造する営業活動、サービスを提案・提供できる社員の育成が挙げられる。社員の関心・当社への期待は、自己成長と働き甲斐、働きやすい職場環境、人権の尊重、健康的な生活である。エンゲージメント手段は、各種研修制度、人事制度・福利厚生を通じたコミュニケーション、イントラネット、社内SNS、従業員意識調査、内部通報制度・相談窓口、従業員組合がある。その主な取り組みとしては、戦略的人材育成、ダイバーシティ&インクルージョン、健康経営、ワーク・ライフ・バランス、従業員意識調査、家族参加型 Office Dayの開催が挙げられる。自然環境の関心・当社への期待は、気候変動への対応、サーキュラーエコノミーへの貢献、生物多様性の保全である。エンゲージメント手段は、RE100、カーボンニュートラル宣言による脱炭素化へのコミットメント、イニシアティブへの参加(JCLP、エレンマッカーサー財団)、日々の営業活動、社会貢献活動がある。その主な取り組みとしては、当社グループの排出削減や事業を通じたCO2削減貢献などのCO2排出量削減への取り組み、循環型社会に貢献する事業機会や事業活動を通じた廃棄物削減、ゼロ・ウェイスト活動などのサーキュラーエコノミーの推進、事業用の魚・水草の自家繁殖、絶滅危惧種の育成、生物多様性学習などの生物多様性が挙げられる。地域社会の関心・当社への期待は、事業を通じた社会課題の解決および社会価値の創造、地域コミュニティに対する社会貢献である。エンゲージメント手段は、日々の営業活動、寄付やボランティアなどの社会貢献活動がある。その主な取り組みとしては、営業活動を通じてお客様とともにその先の社会価値創造に取り組む、寄付やボランティアなどの社会貢献活動が挙げられる。株主・投資家の関心・当社への期待は、中長期的な企業価値の向上、財務・非財務情報の適時適切な開示である。エンゲージメント手段は、株主総会、決算説明会、統合報告書、投資家との個別対話がある。その主な取り組みとしては、株主総会オンライン開催、決算説明会の活性化、統合報告書での開示充実、IR、SRミーティングの実施、サステナビリティに関する開示充実(TCFD、人的資本)、サステナブルファイナンスでの資金調達を通じた取り組みの開示が挙げられる。

国連グローバル・コンパクト(UNGC)への参加

UNGCは、各企業・団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組みづくりに参加する取り組みです。芙蓉リースは、2018年1月に署名しました。UNGCが掲げる「人権の保護」「不当な労働の排除」「環境への対応」「腐敗の防止」に関わる10の原則に賛同し、その実現に向けて努力を継続しています。

UNGCのローカルネットワークであるグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンでは、会員企業・団体の取り組みについて、有識者を交えた議論や情報交換を行うテーマ別の分科会を開催しています。当社は2019年度より複数の分科会に参加しており、そこで得られた知見やベストプラクティスを持続的な事業活動の推進に活用しています。

  • グローバル・コンパクトの10原則
人権 原則1:人権擁護の支持と尊重
原則2:人権侵害への非加担
労働 原則3:結社の自由と団体交渉権の承認
原則4:強制労働の排除
原則5:児童労働の実効的な廃止
原則6:雇用と職業の差別撤廃
環境 原則7:環境問題の予防的アプローチ
原則8:環境に対する責任のイニシアティブ
原則9:環境にやさしい技術の開発と普及
腐敗防止 原則10:強要や贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗防止の取組み
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