循環型社会実現への取り組み

ビジネス戦略の対となる取り組み「ゼロ・ウェイスト活動」

芙蓉リースグループは、「循環型社会実現への貢献」を事業活動における重要課題(マテリアリティ)として掲げ、ビジネス戦略としてサーキュラーエコノミーの実現に資するインフラやサービス等の開発を行っています。 社内では、ビジネス戦略の対となる取り組みとして「ゼロ・ウェイスト活動」を実施しています。サーキュラーエコノミーと関連づけながら活動し、社員が環境に配慮した行動を選択するよう、取り組みを継続しています。

FUYO LEASE GROUPは、環境の持続可能な地球環境の実現の貢献に向けて2つの活動を実施している。1つは、脱炭素社会実現への貢献としてエネルギー環境、モビリティ物流等のビジネス戦略や社内の取り組みとしてRE100を実施している。2つ目は、循環型社会実現への貢献として、サーキュラーエコノミーのビジネス戦略や社内の取り組みとしてゼロ・ウェイストを実施している。社員は環境問題に対して環境に配慮した行動を実践している。

「ゼロ・ウェイスト活動」の推進

ゼロ・ウェイスト活動は、サーキュラーエコノミーの「消費」 部分に該当するものと考え、購入時・使用時・排出時のそれぞれに活動を置き、推進しています。紙・文具の購入において、2年以上連続してグリーン購入比率 90%以上を達成しています。また、使い捨てプラスチックの利用削減を目指して「繰り返し使えるオリジナルグッズ」を作成しました。グループ全体で2,329個配布、利用しています。

ゼロ・ウェイスト活動とは、サーキュラーエコノミーとして原料→生産→消費→リサイクルの流れの中で、消費部分に該当するものと考え、購入時、使用時リユースするように、ごみを資源としてリサイクルに出すようそれぞれ以下を推進している。購入「グリーン購入」環境負荷の少ない紙類(コピー用紙等)と文具品等を購入。使用「リデュース施策」使用する物品等の節減・無駄遣いの禁止ごみ「ゼロ・ウェイスト」オフィスから出るごみの発生量を制御すること・資源として循環させることを通じて、最終的に廃棄物になるのを最小化させる。

「ゼロ・ウェイスト活動」を推進するための取り組み

2年以上連続でグリーン購入比率90%を維持

当社グループでは、「紙」「文具」の購入について、グリーン購入比率90%以上の目標を掲げています。2021年12月に取り組みを開始してから2年以上連続して、グリーン購入比率90%以上を達成しています。グリーン購入比率を日次でデータ還元することで、社員一人ひとりのグリーン購入に対する意識が向上しており、比率の維持に繋がっています。

FUYO LEASE GROUPのグリーン購入比率(※1)2021年度(※2)91.2% 2022年度92.3% 2023年度94.2% ※1 紙と文具を対象にした環境配慮商品の年度累計購入比率 ※2 2021年度の対象期間は2021年12月~2022年3月

使い捨てプラスチックもらわない、使わない

プラスチックごみ削減のため、使い捨てプラスチックの代用品となるオリジナルグッズを当社グループ内で2,329個配布しました。社員自身が生活スタイルに合ったものを選択し、その上で「わたしのゼロ・ウェイスト宣言!」としてグッズをどのように活用するか社内SNSで宣言しました。1,028人のグループ社員が宣言し、主体的に活動に取り組む様子が見られています。使い捨てプラスチックを使わない意識は、社内の懇親会等にも広がっています。

使い捨てプラスチックもらわない、使わない 繰り返し使えるものに置き換えて、プラスチックごみを減らそう!

新しい事業への発展

ゼロ・ウェイスト活動では、社員の理解を深めることを目的に、活動内容や環境問題に関する情報を動画や社内SNSで発信しています。その情報や社内でのごみの分別を通して、分別することの重要性「分ければ資源、混ぜればゴミ」の考えをお客様への提案活動にも活かした結果、「鴨川シーワールド」に廃棄物の資源化サービスを提供するに至るなど、社内の取り組みからビジネスに繋がった事例もでています。

資源化サービスの仕組み(イメージ)廃棄物を資源化することで廃棄物の排出量を削減 廃棄物を提携企業による資源化する際に、FGLサーキュラー・ネットワークで資源化工程における計量データの取得、加工およびCO₂換算をして資源化物を行う。鴨川シーワールドに資源化実績に係るデータや資源化に伴い削減されるCO₂排出量に係るデータなど資源化に係るデータの提供を行う。(見える化)