2社の連携による省資源・廃棄物削減
FGLサーキュラー・ネットワークおよびFGLリースアップ・ビジネスサービスは、リース契約が満了した芙蓉リースのリース物件の処理を担っています。FGLサーキュラー・ネットワークはリースアップした物件の有価物としてのリユース・リサイクルおよび廃棄物としてのリサイクルや適正処理を行い、FGLリースアップ・ビジネスサービスは再リースが可能な物件の継続使用のための事務処理を行うことで、両社が一体となって芙蓉リースグループの環境方針に定めた「循環型社会構築への寄与」に取り組んでいます。
FGLサーキュラー・ネットワークの概要
プロフィール
FGLサーキュラー・ネットワークは、芙蓉リースのリース満了物件やお客様が所有する中古物件の買取・販売などを行い、資源循環に取組んでいます。
会社概要
設立 | 1996年4月 |
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資本金 | 1,000万円 |
株主 | 芙蓉総合リース(100%) |
事業内容 | 各種機械器具の売買、割賦販売及び輸出入業務、古物売買業 |
FGLリースアップ・ビジネスサービスの概要
プロフィール
FGLリースアップ・ビジネスサービスは、芙蓉リースのリース満了案件の事務処理を代行しています。
会社概要
設立 | 2022年4月 |
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株主 | 芙蓉総合リース(100%) |
事業内容 | リース満了処理事業 |
中古PCのリユースを推進し循環型社会に貢献
FGLサーキュラー・ネットワーク/八王子テクニカルセンターでは、芙蓉リースが提供する「PCレンタル」や「PC Eco&Valueリース」、PC-LCM(ライフ・サイクル・マネジメント)サービスで利用された中古パソコンを毎月数千台受け入れて、再商品化(リユース)を行っています。 中古パソコンを使いたい方の手にお渡しする再商品化においては、データ抹消や動作チェックといった適切な処置を行っております。リース・レンタルで利用が終了した中古パソコンの再販体制を確立し、リユースを促進することで、循環型社会の構築に貢献しています。
リユース(再商品化)ができない機器については、松田産業株式会社の関工場でリサイクル(再資源化)処理体制を構築し、廃棄物の発生抑制、削減に取り組んでおります。
廃棄物の適正処理
再利用することができないリース終了物件は廃棄処分しています。廃棄処分に関しては、排出事業者として「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法)などの法令順守は当然として、全数を電子マニフェストによって厳しく管理しています。処分委託先については、年間を通じたスケジュールにより現地調査を行っています。
中間処理場の代表例
廃棄物は、中間処理場に運ばれ、破砕等の処理を行うことで減量化・減容化されます。その結果、現在では多くの廃棄物が中間処理場で再資源化されるようになりました。
株式会社要興業
株式会社要興業の鹿浜リサイクルセンターは、2000年9月に開設された中間処理工場で、首都圏で発生する混合廃棄物の破砕処理・再資源化を行っています。
2002年にはISO14001:1996の認証を取得し、2010年には東京都の優良産廃処理業者認定制度である「産廃エキスパート」の認定を取得。2011年には「優良産廃処理業者」の認定を取得。
2017年12月には東京証券取引所市場第二部に上場しました。(2022年4月の市場区分再編により、スタンダード市場へ移行)
同社では、排出事業者向けに廃棄物の情報誌「要環境ニュース」を発刊し、無料出張コンサルや講習会等も行い、廃棄物の適正処理の拡大に努めています。
株式会社リーテム
株式会社リーテムの東京工場は、2005年に竣工、稼働した最新工場で、国の都市再生プロジェクトの一環として東京臨海部に建設された「東京スーパーエコタウン」の一翼を担っています。首都圏で排出される金属系廃棄物を中心にさまざまな廃棄物を100パーセント再資源化しています。
最終処分場の代表例
廃棄物の最終処分は、埋め立てる最終処分場の不足からリサイクル処理へ移行しています。
株式会社エコ計画
株式会社エコ計画の寄居エコスペースと嵐山エコスペースは、環境省から民間企業として唯一「産業廃棄物処理特定施設整備法」の認定を受けた、再資源化・リサイクル率の向上に寄与する総合リサイクル施設です。
20品目以上の廃棄物の受け入れが可能な両施設では、総処理量155.8t/日のサーマルリサイクルを中心に、さまざまなニーズにお応えできるよう、マテリアルリサイクル等の新技術開発にも積極的に取り組んでいます。
芙蓉リースは、定期的に同社の処理施設、処分場を訪問して現地確認や情報交換を行い、相互に環境意識を向上できるような関係を築いています。