ヘルスケア

AT:アクセラレーティングトランスフォーメーション
市場トレンドを捉えた加速度的成長

※ 所属、肩書は2025年8月時点

主要なサービス

  • ヘルスケアアセット向け各種ファイナンス
  • 診療・介護報酬債権ファクタリング
  • ヘルスケア事業者向けコンサル、M&A仲介、BPO サービス
  • 事業承継・再生ファイナンス
  • 中古医療機器買い取り・処分
  • 医療機関向け省エネ・エネルギーサービス事業

Strong Point

  • ヘルスケア事業施設の取り組みや事業承継・再生ファイナンス、診療・介護報酬債権ファクタリングなど幅広いサービスメニュー
  • 医療・介護事業者の経営効率化に資する業務コンサルやBPOサービス、DX化、サーキュラーエコノミー機能の提供
  • CBホールディングスの医療・介護・福祉業界に特化した経営コンサルやM&A仲介による経営支援サービス

Fuyo Shared Value 2026 の計画と2030年のありたい姿

2030年のありたい姿

3 すべての人に健康と福祉を
  • 医療、介護、調剤事業者が持つ経営資源(ヒト、モノ、カネ、時間、情報)の価値最大化をサポートし、国内の医療・介護の質の向上に貢献する企業
  • 医療・介護の課題解決(非財務価値)と市場トレンドを捉えた利益成長(財務価値)を高いレベルで実現する企業

Fuyo Shared Value 2026 の計画

  • 1.
    超高齢社会を見据えて、アライアンス先との連携により5年間で高齢者介護施設の新規提供室数1,330室の創出をサポートします。
  • 2.
    医療・介護事業者のステージごとの経営課題に対して、グループ会社やアライアンス先と連携してソリューションを提供し医療・介護DXを推進します。
  • 3.
    高いニーズが見込まれる事業承継・再生ファイナンスや、ヘルスケア事業施設への取り組み、診療・介護報酬債権のファクタリングや承継・経営支援の事業領域へ経営資源を集中的に投下します。

Fuyo Shared Value2026 前半実績

  • 中期経営計画がスタートした2021年から2023年にかけて福祉医療機構(WAM)によるコロナ禍の公的支援等に伴い、医療機関等のファイナンスニーズが低調に推移し、収益は伸び悩み
  • 一方で、「 地域特化型ヘルスケアファンド」の組成(東北/七十七銀行、九州/肥後銀行)や、ホスピス等の新たなヘルスケア事業施設への取り組みにより、事業領域は大きく拡大

財務

経常利益(億円)と営業資産案高(億円)とROA(営業資産経常利益率)(%)のグラフ。2022/3の経常利益18億円、営業資産残高893億円、ROA(営業資産経常利益率)2.0% 2024/3の経常利益18億円、営業資産残高874億円、ROA(営業資産経常利益率)2.1% 2025/3の経常利益20億円、営業資産残高945億円、ROA(営業資産経常利益率)2.2% 2027/3(計画)は経常利益25億円(中計策定時70億円)、ROA(営業資産経常利益率)2.1% 。経常利益 2024/3は18億、2025/3は20億である。ROA(営業資産経常利益率) 2024/3は2.1%、2025/3は2.2%である。 営業資産残高2024/3は874億、 2025/3は945億(内国内子会社2024/3は1,370億、 2025/3は1,675億)である。 ※営業資産残高(億円) は国内子会社(芙蓉オートリース・ヤマトリース)の単純合算数値

非財務

高齢者介護施設(新規提供室数)2024/3は763、2025/3は1,011、2027/3目標は1,330である。医療福祉マーケットの経営支援に資するファイナンス(FPSメディカルおよび事業承継に係るファイナンス等の営業資産残高)(億円)2024/3は229億、2025/3は456億、2027/3目標は560億である。

今後の課題・対応策

課題

対応策

経営環境の悪化する医療・介護事業者への支援

ファイナンス機能提供とコンサル等による非ファイナンス機能提供

医療・介護業界の恒常的な人手不足ヘの対応

BPOサービスの人員強化およびDX化の推進

医療機関の高い後継者承継ニーズ

高い専門性を持った経営・承継ソリューション機能の提供

TOPICS

1. 次世代型介護ビジネスモデルの展開をファイナンス面でサポートし、地域における介護施設拡充による安心を提供

芙蓉総合リースでは、深刻な人材不足の介護業界において、①介護福祉士、看護師に加え、理学療法士、作業療法士等多職種採用によってケア品質の向上、②定期巡回・随時対応型訪問介護看護の活用による処遇改善加算によって介護スタッフへの待遇改善の2つを実現する株式会社ケンプロの運営する有料老人ホームの施設展開を地方銀行と連携し、地域における介護施設の充実をファイナンス面でサポートしました。

2. 業務のアウトソーシング利用により、事業拡大に伴う人材確保の課題を解決

アクリーティブでは訪問看護・介護事業者向け保険請求業務等のBPOサービスを本格的に開始しました。日本では高齢化に伴い訪問看護や介護の需要が高まっている中、事業者は深刻な人手不足に直面しています。
京都で長年訪問看護・介護サービスを展開している株式会社グリッドも事業拡大に伴う人材確保に課題を抱えていましたが、当社サービスをご利用いただくことで請求業務に係る負担が軽減し、利用者向けサービスに専念することが可能となりました。

3. 高エネルギー放射線治療器(リニアック)等の解体・搬出作業によるリサイクルの実現

FUJITAでは、超重量かつ難易度の高い技術が必要となる「リニアックの解体・搬出作業」を実施しています。リニアックは急性期医療機関の放射線管理区域内に設置してあり、解体の技術面に加えて放射線被ばく量を測定するなど労働環境面においても安全に配慮して対応しています。解体した機器の一部は放射性廃棄物として医療機関が適切に処分します。その他は鉄くず(マテリアル)部分も多く、リサイクルに繋いで、循環型社会の実現に貢献しています。