航空機

GP:グロウイングパフォーマンス
中核分野の安定的成長

※ 所属、肩書は2024年8月時点

主要なサービス

  • 航空機オペレーティングリース/ファイナンス
  • 購入選択権付き日本型オペレーティングリース(JOLCO)
  • 日本型オペレーティングリース(JOL)
  • 航空機機体管理・再販
  • 事業投資(関連事業への出資)
  • 投資家のお客様に資金運用手段として航空機リース案件等に出資いただくもので、当社はそのアレンジメントを事業として行っています。

Strong Point

  • 航空機リースの黎明期より事業を開始し、世界の航空会社に向けて350件超のリース案件を組成した豊富な実績
  • 自らハンズオンで行うことで培った航空機オペレーティングリースの組成能力とソリューション提供能力
  • 航空機オペレーティングリースをベースとしながらも、顧客の経営課題や社会課題に向き合い新領域にも積極的に取り組むカルチャー

Fuyo Shared Value 2026 の計画と2030年のありたい姿

2030年のありたい姿

11 住み続けられるまちづくりを 13 気候変動に具体的な対策を
  • 航空機オペレーティングリースを中核事業に据えながら、航空機周辺分野におけるアライアンスにより事業ラインナップを拡充させ、シナジーを創出
  • 航空機の新領域分野(持続可能な航空燃料<SAF>やエアモビリティなど)を通じ、社会課題の解決に貢献するとともに、航空業界の発展と世界の交通・物流インフラの構築に寄与

Fuyo Shared Value 2026 の計画

  • 1.
    安定的なストック収益と売却によるフロー収益をバランスさせ、保有資産の健全性を維持した資産回転型ビジネスを推進します。
  • 2.
    JOLCO、JOLに加えて、新たな運用商品の開発・販売に取り組み、投資家への販売力をより一層強化します。
  • 3.
    航空機のライフサイクルに応じたパーツアウトや貨物機改修等の周辺分野、新領域分野を強化します。

2023年度の振り返り

2023年度の自社保有機数は58機となりました。米国に有人拠点を開設し、米国エアライン向けの取引が増加したことが寄与しています。JOLCO・JOLは組成・販売ともに好調に推移しました。結果として、経常利益は51億円と着実に伸長しています。
また、高まる航空機リースニーズを見据え、当社グループとして初めて国際協力銀行から外貨調達を実施しました。ビジネス機会が増大している米国市場において、事業拡大に活用してまいります。

財務

経常利益(億円)とROA(営業資産経常利益率)(%)のグラフ。営業資産残高 2023/3は2,271、2024/3は3,079である。2023/3の経常利益42億円、ROA(営業資産経常利益率)2.0% 2024/3の経常利益51億円、ROA(営業資産経常利益率)1.9% 2027/3(計画)は経常利益70億円、ROA(営業資産経常利益率)2.4%

今後の課題・対応策

課題

対応策

航空業界における環境問題への関心の高まりへの対応

サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)付リースなどの環境に配慮する取り組みを更に推進

ビジネスの拡大と新領域開拓を支える専門人材の強化

専門性の高いグローバル人材の採用・育成を推進

TOPICS

1. ヤマトホールディングス向けフレイター(貨物専用機)のリースを開始

当社はヤマトホールディングス株式会社にフレイター(貨物専用機)のリースを開始しました。この取り組みは中古旅客機を貨物機に改修して長期活用する航空機のリユースの側面もありながら、物流業界で輸送力の減少が懸念される「2024年問題」にも寄与する対応でもあります。
当社として初めてのP2F事業(Passenger to Freighter、貨物転用)となりますが、本事業を通じて、航空機市場のCSVに貢献していくとともに、物流業界の更なる発展に貢献してまいります。

写真提供:ヤマトホールディングス株式会社