RT:ライジングトランスフォーメーション
社会的な地殻変動を捉えた戦略的成長

主要なサービス
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芙蓉サーキュラーエコノミーリース®
(芙蓉CEリース) -
廃棄物の資源化サービス
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中古資産買い取りサービス
Strong Point
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大量のリース資産(設備機器)を取扱ってきた「モノのリユース・リサイクル」に関するノウハウと知見
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製造業(動脈)とリユース・リサイクル業(静脈)のバリューチェーンを繋ぐインフラとネットワークを保有
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エレン・マッカーサー財団等、業界団体を通じた、内外のサーキュラーエコノミーマーケットの動向に係る知見
Fuyo Shared Value 2026 の計画と2030年のありたい姿
2030年のありたい姿

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リース事業の枠を超えた、サーキュラーエコノミーのインフラ企業
~サーキュラーエコノミーのプラットフォーマーとなる -
サーキュラーエコノミー事業を通じて日本の資源循環の実現に貢献
~芙蓉CEリースが日本の資源循環に一定のボリュームで貢献
~資源循環を進めることで経済的ベネフィットを生んでいる
Fuyo Shared Value 2026 の計画
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1.対象機器の拡大、資源循環性の向上により、芙蓉CEリースをお客様が簡易に資源循環に参加できる基軸商品として拡販します。
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2.廃プラスチックリサイクル率(除サーマルリサイクル)100%の達成と、そのノウハウ知見を活用した新たな価値を創造します。
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3.リース事業で培った資源循環のインフラ・ネットワークをエコシステムにまで高め、サーキュラーエコノミーの“プラットフォーマー”を目指します。
2023年度の振り返り
リース物件を管理し、使用後の製品寿命の長期化・資源再生の向上を確実に図るリース商品として2023年にサービスインした「芙蓉サーキュラーエコノミーリース(芙蓉CEリース)」の契約件数は順調に拡大しています。
また、全国規模でサーキュラーエコノミーを普及推進するため、地域のネットワークを有するリース会社7社と業務協定を締結しました。
芙蓉CEリースは、顧客が本商品を通じて循環型社会の構築に参加することができる他、リース取扱額の一定割合をサーキュラーエコノミーの推進諸団体へ寄付し、その活動を支援することでサーキュラーエコノミーの普及促進に貢献しています。
非財務
2023/3 |
2024/3 |
2027/3目標 |
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返却物件のリユース・リサイクル率※(サーマルリサイクル含む) |
100% |
100% |
100% |
廃プラスチック(返却物件由来)のマテリアル/ケミカルリサイクル率※ |
24.7% |
45.3% |
100% |
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※FGLサーキュラー・ネットワーク/八王子テクニカルセンターへの返却物件が対象
今後の課題・対応策
課題 |
対応策 |
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芙蓉CEリースの対象範囲の拡大 |
資源循環性を確保した設備・機器等の対象物件を増やす |
廃プラスチックリサイクル率(除サーマルリサイクル)100%達成に向け、リサイクルプロセスの多様化 |
物件特性に沿ったリサイクル会社の開拓 |
Fuyoリユースセンターにおける対象物件および取扱量の拡大 |
取引先の拡大と販売先の新規開拓 |
TOPICS
1. 第5回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」においてサーキュラーエコノミー賞を受賞
第5回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」において、環境省が重視するサーキュラーエコノミー分野で最も優れた取り組みを行っている企業として、サーキュラーエコノミー賞を受賞しました。
非財務目標の一つである「廃プラスチックのマテリアル/ケミカルリサイクル率:100%(2026年度)」の実現に向けた取り組みや、資源循環を確実に行い製品寿命の長期化・資源再生の向上を図る「芙蓉サーキュラーエコノミーリース」の取り扱い開始など、リース業ならではの立場からサーキュラーエコノミーを推進する取り組みが評価されました。
芙蓉CEリースの概念図

第5回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」サーキュラーエコノミー賞受賞

左:当社代表取締役社長 織田寛明

2. リユース・リセール拠点『Fuyoリユースセンター』開設により、製品寿命の延長や製品価値の向上を推進
当社グループ3社(芙蓉オートリース、FUJITA、FGLサーキュラー・ネットワーク)が合同で「Fuyoリユースセンター」を開設しました。
本センターは、芙蓉リースグループ各社に返却されるリース物件や顧客企業より買い取った中古資産の集荷場所を一か所に集約することで、リユース・リセール機能の強化を目指します。
従来は、集荷した物件を現状有姿でリセールすることが中心でしたが、整備ヤードとしての機能を備えることで、「製品寿命の延長」や「製品価値の向上」を推進し、サーキュラーエコノミーを実現します。
