アクリーティブ

アクリーティブの概要

プロフィール

アクリーティブは、商品納品・サービス提供に伴い発生する売掛債権を買い取り、早期現金化することで納入企業の資金繰りを支援する金融サービスと、小売事業者等から経理事務等を受託し業務効率化をサポートするBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを提供しています。

会社概要

設立 1999年5月
資本金 100百万円
株主 芙蓉総合リース(74.0%)
株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(26.0%)

2019年3月31日現在

事業内容 売掛債権の買取を中心とした金融サービス、経理事務等のBPOサービス

診療・介護報酬ファクタリング事業を通じた地域医療・介護の改善

日本の医療・介護現場における課題

地方における医師不足の深刻化や大病院への医師の集中、超高齢化を背景とした介護現場の人手と施設の不足など、医療・介護を取り巻く環境は大きく変化しています。地域医療を支える中小規模の民間病院や介護事業所の多くが財政面でも厳しい状況にあるなど、現場が抱える課題は少なくありません。

芙蓉リースグループは、中期経営計画において「医療・福祉」を戦略分野の一つとして定め、経営資源を集中的に投入しています。2017年にはアクリーティブを子会社化し、診療・介護報酬債権早期支払サービスであるFPSメディカル※を推進する体制を整備しました。これにより、グループとして医療・介護現場を取り巻く諸課題の解決に更に寄与できるものと考えています。

  • FPSはフレックスペイメントサービスを略したものです。

FPSメディカルの果たす役割

FPSメディカルは、支払い担当機関である国民健康保険団体連合会や支払基金に対して医療機関や介護事業者などが有する診療報酬債権などをアクリーティブが譲り受け、早期に資金化するサービスです。アクリーティブは、業界に精通しサービス提供のノウハウを蓄積してきました。大手金融機関では対応が難しいケースでも状況に合わせて提案を実施するなど、業界特有の多種多様なニーズに応えています。例えば診療報酬改定や突然の医師の転院などで診療報酬が減少し、経営状態が不安定になった医療機関に対して早期に資金提供を行うことで、キャッシュ・フローの改善に寄与しています。

FPSメディカルを通じて確保した資金は、日々の運転資金の他、人材確保の原資など短期的な財務課題の解決に繋がります。一方で、短期的な資金の確保のみならず、地銀などからの融資が受けやすい状態まで財務健全化のサポートをすることで、地域医療再生の役割も果たしています。

早期支払サービス時のお支払いの流れ

医療機関、
介護事業者等 診療報酬等請求 国保連・支払基金(支払い担当機関) 診療報酬等支払い(通常通りの入金日) アクリーティブ 早期支払い

グループシナジーにより広がるネットワーク

今までの営業活動の中心であった東京・大阪でのサービス展開に加え、芙蓉リースグループの顧客基盤を活用し、全国の地銀や信金などの地域金融機関と新たな業務協定の締結を進めました。その結果、取引先が日本全国に広がり、取扱件数が2倍以上に拡大、買取債権残高も2016年度末対比で26.2億円(83%)増加しました。加えて、サービスの特長・活用方法の差別化を図り顧客に対するアクリーティブの役割を明確にすることで、金融機関との競合を避け、相互補完の関係を構築しています。

また、サービスの展開先として、特別養護老人ホームなどの介護施設への営業を強化しました。多くの介護施設は、入所希望者が増加する反面、ヘルパーが不足し人材確保が難しいという状況を抱えていますが、FPSメディカルの提供を通じて、人材確保のサポートにも寄与することが可能であると考えています。

今後の取り組みと目指す姿

芙蓉リースグループの顧客基盤を活用したFPSメディカルの展開を継続するとともに、アクリーティブのマーケットに、医療機器リースや中古医療機器の買い取り販売を含めたグループが有する機能の融合によるワンストップサービスを提供することで、お客様により高い利便性を提供していきます。

また、2018年8月に芙蓉リースに新設した「ヘルスケアアドバイザリー室」とも連携を図りながら、医療機関に対する経営コンサルティング機能を強化していきます。今後更にグループシナジーを強化し、FPSメディカルをアクリーティブの主要事業として確立させることで、グループの企業価値の向上及び社会課題の解決を目指します。

VOICE

アクリーティブ株式会社 営業部
(左から)
課長 小坂 洋介
係長 定森 芙貴
早川 舞

日々の営業活動において資金繰りに苦慮されているお客様を担当することも多く、「アクリーティブのお陰で経営危機を脱し、引き続き地域医療に貢献することができました」と言葉を掛けられた際には、私たちが提供しているサービスの重みを改めて感じました。また、震災の影響で医療機関が他地域への移転を余儀なくされた結果、医療機関が不足した福島の被災地での営業活動においても、地域が抱える課題に対する当社のサービスの可能性を実感しました。貢献の分だけお客様の笑顔に直に触れられるFPSメディカルを通じて、今後も少しでも多くのお客様の経営安定化をサポートしたいと考えています。

カンボジア支援活動

アクリーティブは、2017年10月、カンボジアの現地法人Accretive Service (Cambodia) Co., Ltd.と協力し、同国タケオ州の小学校にて、日本の各拠点で従業員から募集した衣類・文具類・生活用品等の物資寄贈や衛生指導等を行う交流会を実施しました。

日本から参加した社員をあわせて10名が現地の小学校を訪問。子どもたちとの交流を通じて、カンボジア農村部の教育環境が設備・資金不足等によって充分に整っていない現状や課題などについて、改めて実感しました。

今後も、このような環境を少しでも改善するための活動を継続していく考えです。

約120名の小学生に直接文具を手渡しました
石鹸を使った手洗い指導
寄贈した大縄で一緒に遊びました
記念撮影

ポジティブ・オフ運動への取組み

アクリーティブは、従業員およびその家族のより有意義な余暇活動を実現するため、観光庁が提唱する「ポジティブ・オフ」運動に賛同しています。

この運動は、「休み=オフ」を「前向き=ポジティブ」にとらえ、従業員一人ひとりが積極的に有給休暇取得を「宣言」し、心身のリフレッシュや自己研鑽の充実を図るほか、余暇時間における外出・旅行を通じて経済活性化に貢献することをめざしています。

アクリーティブでは、年次有給休暇を時間単位で取得できる制度の導入やポスターによる啓蒙活動等を実践し、休暇を取得しやすい職場環境の整備や雰囲気づくりに努めています。

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