株式会社アクア・アート

アクア・アートの概要

プロフィール

アクア・アートは、1994年3月に芙蓉リースの100%出資子会社として設立され、自然環境を再現した熱帯魚水槽のレンタル事業を行っています。

会社概要

設立 1994年3月
資本金 5,000万円
株主 芙蓉総合リース(100%)
事業内容 観賞用水槽の製造・販売・レンタル・メンテナンス

インテリア水槽「AQUA ART」

「AQUA ART」は、本物の生物を使い自然界の仕組みをそのまま水槽のなかに再現しています。専属スタッフによる細かな作業と技術による制作工程は、水槽の底に敷く底砂の洗浄、バクテリアを定着させるための「水回し」、一本ずつ植え込む水草と流木や岩による水槽内のレイアウト、各種機材の組み込みや調整など、およそ50工程にもなります。一つとして同じものは無い、唯一無二のアクアリウムを、レンタルにてお届けする。それが「AQUA ART」です。

(1)人が集い生まれるコミュニケーション

いつもの仲間が自然と集まる場所に。初めて訪れる場所でも一服の安らぎを。緊張を解きほぐす会話の始まりに。「AQUA ART」がお届けするのは、人と人とが繋がり、豊かな言葉が交わされる空間です。

(2)自然環境保護意識の醸成・啓発、次世代への教育

「AQUA ART」では、水槽の中に生き物が暮らす環境が再現され、自然界の仕組みを学ぶことができます。身近にいる生き物や食物連鎖、生物多様性といった自然について考える機会を提供しています。

「AQUA ART」のサイクルシステム

水草の成長 水草が照明により光合成し酸素を放出し水も浄化 魚の食べ残しのエサ 老廃物 土壌生物(バクテリア)によって分解 水草の肥料 魚肥などによる有機肥料で土壌が豊かになり成長促進

商品を通じた環境貢献

レンタルアクアリウム「AQUA ART」は専門のスタッフの手により、水槽内に自然の生態系を再現しています。水草や熱帯魚の活動の連鎖が、水の浄化を促し、水質が維持されます。そのため、水の換水量も最小限に抑えられ、魚や水草の状態が維持され、水資源や生き物の保護に繋がっています。

熱帯魚や水草は自然環境維持・保全のため、養殖場を通じて調達するのと同時に、自社での繁殖にも努めています。自社内で立ち上げた「SDGs関連プロジェクト」において、熱帯魚「プラティ」「グッピー」「コリドラス」「トーマシー」の自社繁殖およびメンテナンスで持ち帰った水草の再利用栽培を行い、魚と水草の一定量を賄う体制を整えています。また、古くなった水槽や装置のリユース・リサイクルにも積極的に取り組んでいます。

自社繁殖のトーマシー稚魚

商品を通じた社会貢献

アクア・アートでは、芙蓉総合リースと協働で「AQUA ART」を活用した社会貢献活動『アクアdeスマイル』を行っています。

その活動の一つとして、都内・近県の母子生活支援施設や障害のある方の就労支援施設など9施設に「AQUA ART」を無償提供しています。また、施設の子供たちに向けて、夏休みには社員が環境教育活動の一環として「出前授業」を開催しています。クイズ形式で進める授業では、楽しみながら熱帯魚の習性や特徴を知り、生態系について学ぶことができ、笑顔と歓声が溢れます。

もう一つの活動は「AQUA ARTデザインコンテスト」です。芙蓉総合リースおよびアクア・アートと交流のある東京都立工芸高等学校、東京デザイナー学院、TCA東京ECO動物海洋専門学校の生徒・学生さんたちに水槽内の「空間デザイン・デコレーション制作」を競ってもらい、優れた作品を東京ドームホテルのエントランスやロビーに展示しています。展示期間中は、ホテルを訪れる方々の投票によるコンテストが行われ、多くの方に楽しんでいただいています。

「出前授業」で積極的に参加をしてくれる子供たち(2022年度)
東京都立工芸高等学校の制作グループの生徒さん:「AQUA ARTデザインコンテスト」選考会にて(2022年夏)